第1回 ごあいさつ
どうも、一般社団法人OSDよりそいネットワーク事務局マネージャーの間野です。株式会社間野デザイン代表取締役という肩書もあります。2024年からブログを書くことにしました。
簡単に自己紹介します。1967年(昭和42年)長岡中央病院生まれ。高校卒業後、一浪して武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科入学。卒業後デザイン会社に数社勤めた後、2000年7月に独立。エディトリアルデザイナーとして雑誌のレイアウトやブックデザインで生計を立てています。
写真は1973年(昭和48年)3月に実家の前から撮った風景です。温暖化の影響で以前ほど積らなくなりましたが、この写真では150センチくらい積もっています。手前の窪みは僕が紙ゴミを燃やした跡です。子どもの火あそびがお手伝いになる、そんな環境で育ちました。
OSDとは、O(親が)S(死んだら)D(どうしよう)という、キラキラネームと紙一重の団体名ですが、弁護士、社労士、司法書士、不動産鑑定士、ファイナンシャルプランナー、カウンセラー他多くの専門家を揃えて真摯にひきこもりの問題に取り組んでいます。
そんななか、国家資格を持たない僕がなぜOSDに在籍しているかというと、僕には引きこもり歴32年の兄がいるからです。
実は兄について話せるようになったのはほんの6年前からで、それまではどちらかというと兄の存在を隠していた、あるいは聞かれれば少し答える程度にとどめていました。自分から家族の話をすることはまずありませんでした。それが今や何を聞かれても平気になりました。というか話すのが楽しい。自分でもなぜそうなれたのかよくわかりません。
不思議なことにひきこもりの家族会や居場所と言われるところに参加すると、話しているうちにまったく忘れていたことをふと思い出すことがあります。これら思いがけず思い出してしまったことをそろそろ書いてもいいかなと思うようになり、このブログをはじめることにしました。
タイトルに “自己紹介” とありますが、父、母、兄の話がほとんどで、自分の話はあまり出てこないかもしれなせん。でも話の全てが僕の自己紹介につながるのではないか、と思い『長い自己紹介』としてみました。
本業の合間に書くので不定期連載になります。忙しい時は1カ月くらい開くかもしれませんが気長におつきあいください。どうぞよろしくおねがいします。